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コンクリート圧送業とは

コンクリート圧送業とは、建築・建設現場において、コンクリートポンプ車の油圧を利用し、型枠の中に生コンクリートを送る仕事です。
コンクリートポンプ圧送方法は、現在から100年以上前の1907年に、ドイツで発明されたと言われています。
日本では、高度経済成長期に従来の工法であったタワーカート工法に代わる工法として利用され、打設・作業性、省力化を大幅に改善する事に成功しました。
近代建築物は高層化及び長大化が進んでいます。
品質の変わりやすい生コンクリートを圧送するには、高度な技術が要求されます。
これからの建設業界において、ますますコンクリート圧送業が重要な存在となっていくでしょう。

  • コンクリート圧送業についてのイメージ1
  • コンクリート圧送業についてのイメージ2
  • コンクリート圧送業についてのイメージ3

    コンクリート圧送業についてのイメージ4

コンクリートについて

  • 生コンクリートとは

    水とセメントと砂を混ぜたものをモルタルと言い、ここに石を練り混ぜると生コンになります。 しかし、材料さえ混ぜれば誰にでも作れるというものではありません。
    工場で高品質な生コンを製造するために「混和剤」も混入します。
    これは、水の量を少なくすることで、耐久性や強度を向上させたり、微小な空気を混入することで、凍結融解に強くなるといった目的があります。
    こうして実際に使用するコンクリートを作るには高い技術と知識が必要になるのです。

    生コンクリートについてイメージ
  • 良い生コンと悪い生コン

    スランプ試験・空気量試験・塩化物量試験・テストピース採取(圧縮強度試験)・温度試験などの現場試験の規格に適合したコンクリートは良い生コンと言えるでしょう。
    逆にこれらの規格に適合できないようなコンクリートは悪い生コンと言えるでしょう。

    良い生コンと悪い生コンイメージ